子供用メガネを選ぶ際にはとくに注意することが必要です。
視力が低下している子供が増えていると言われています。統計では昭和24年における近視の割合は小学生で6%、中学生が9%、高校生で12%でした。それが平成18年になるとそれぞれ17%、32%、48%になっています。半世紀余りの間に3〜4倍に。高校生は2人に1人が近視という状況。これは驚異的な増加率と言えます。
原因にはゲームやマンガ、パソコンなどの影響がよく挙げられますが、もちろんそれだけではないでしょう。間違いないのはメガネが必要になる子供が増えているということです。また、技術の進歩や生活環境の向上などによってメガネが高価なものではなくなったということも子供用メガネの需要を高めている原因として挙げられるでしょう。
子供用メガネは大人とは違う配慮が求められます。成長期であること、活発に動き回ることなど子供ならではの事情を考える必要があるのです。
注意するポイントはいくつかあります。まずサイズ。顔にピッタリ合ったサイズのメガネにしなければ遊んでいる際の激しい動きに対応できず、落ちてしまうこともあますし、子供も安心して遊べません。
あとは壊れにくいこと。遊びやスポーツがメガネがボールなどと激突する機会が多くなります。その際になるべく壊れないこと。また、メガネが壊れないだけでなく、子供にダメージを与えないことも重要なポイントです。
それから、壊れてしまってもパーツの交換や修理がしやすいものであることも欠かせない条件でしょう。
また、小学生などは身長が低いため、大人に比べて目線を上にして見る機会があります。学校の授業でもたいてい黒板を見上げる姿勢になります。そのため、目線を上にした際に視線がレンズから外れたりしないよう、レンズのサイズは大きめにする必要があるでしょう。
子供用メガネとして最近人気なのは超弾性のメガネフレームです。これはいくら曲がってももとの形に戻る弾力性のある金属を使ったフレームです。これなら衝撃をうけても壊れにくい、というわけです。
もうひとつ最近人気を集めている子供用メガネのタイプとしては非球面タイプのレンズを使用したものです。非球面レンズの場合、球面レンズよりも軽く子供に負担がかからないと言われています。、また顔の輪郭がズレることが少なくなるなどのメリットもあります。
これらのメガネはたしかに子供用に向いているといえます。ただこれらが絶対にいい、というわけではありません。子供用メガネはあくまで子供に合わせてベストなものを選ぶ必要があるでしょう。