アレルギーテスト

アレルギーテストとは、どんな物質に対してアレルギーを起こすのかを調べる検査のことです。

アレルギーテストを受ける

毎年春になると花粉症で憂鬱な気分になる方が多いと思います。地域によって差はありますが、関東では2月ぐらいから花粉が飛び始めているようです。
花粉症は花粉アレルギーによって引き起こされます。つまり、鼻や目の粘膜が花粉に触れることによって過剰反応を起こし、くしゃみや目のかゆみなどが起こります。
なぜこのような過剰反応が起きるかは、実はまだ良く分かっていません。花粉などアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)に過剰に晒される、遺伝により起こる、などさまざまな原因が考えられています。
花粉症の場合は花粉がアレルゲンとなりますが、他にもアレルゲンとなりうる物質は普段の生活空間に無数にあります。
最近では大豆・そばなどを食べることにより起こるものもありますし、ほかにも、家の内装(ホルムアルデヒド・畳など)、動物のフケ(犬・猫など)により起こるアレルギーもあります。
自分がアレルギーだと知らず、頭が重い・鼻炎などの症状で病院にかかってみたらアレルギーだった、という話もあります。
こうした症状が出る前に、自分がどのような物質に対してアレルギーを起こすのかを調べるには、病院でアレルギーテストを受けてみるのが良いでしょう。
アレルギーテストにはいろいろな種類があり、結果が出るまでの速さ、費用、一度に調べられるアレルゲンの種類などの点で異なります。
一般的なアレルギーテストとしては、皮内テストとスクラッチテストがあります。
皮内テストは、いわゆるツベルクリン反応の検査と同じように、アレルゲンのエキスを0.02mlほど注射して反応を見るテストです。
スクラッチテストは、皮膚に細かい引っかき傷を作り、そこにアレルゲンエキスを接触させて反応を見るテストです。
どちらも結果は15分程度で分かります。費用は病院によって異なるので、最寄の病院で問い合わせてみてください。
アレルギー症状としてよく見られるのは、アレルギー性鼻炎・気管支喘息・じんましん等ですが、アナフィラキシーショックと呼ばれる重い症状を起こすこともあります。
これは、アレルギーにより全身の毛細血管が拡張することによって起こる症状で、病院内での治療と経過観察(24時間程度)が必要となります。
こうした症状になるのを防ぐには、事前にアレルギーテストを受けて、自分がどんな物質でアレルギーを起こすかを把握することが重要です。
また、薬に対してもアレルギーを起こすことがあるので、病院にかかるときには忘れずに問診表に記入しましょう。

悩むより原因を突き止めましょう

最近はアレルギー専門外来を設ける病院が増えています。アレルギーテストを受けることはもちろん、その後の治療などフォローも充実していますので、アレルギーに悩んでいる人は一度受診することをお勧めします。